2020年に入り、各店の営業を終え、やるせない気持ちと
僅かなスッキリ感と供に、春節は帰国。
マスクして帰りましたね。確か。
SARSも思いっきり体験してたので、
緊張感はあった気がします。
帰国中に武漢封鎖、ダイヤモンド・プリンセス号と
緊張感を持って、ずっとワイドショー見てた覚えがあります。
湖北省に戻るスタッフも途中で引き返してきて、
しかも14日隔離だとか。
国境封鎖されたら、戻れなくなり店も開けられなくなり、
また木っ端微塵になるので、1月29日にはマスク買い込み
深センに戻り即営業準備。
今までは4店だったのが今は1店のみ。
(蛇口はやってます。名士閣の話です)
考えることも1/4。この店を繁盛させるのみ!
周りの雰囲気、街の空気とは裏腹に、
「やる気満々」「やる気しか無い」状態。そして「後も無い」
31日から営業開始予定なので、30日一日で営業状態へ持っていかないと。
ここから七転八倒の日々が始まります。
スタッフがいない…
国内各省封鎖され、帰郷したスタッフが戻ってこれません。
いてくれたのは帰郷しなかった女性2名のみ…
キッチンは自分ひとり…
今までもキッチンは一人でやってた時もあるので、
営業は問題なさそうでしたが、準備仕込みはそうは行かず。
一番肝心な、お皿洗いのおばさまは、
同居している女の子が「咳き込んでいる」という
恐ろしい報告の後、音信不通に…(2日後何事もなく来ましたが。嘘ですね)
閉店した店から什器備品を移動させ、
仕込みも何とか間に合わせ、一日遅れましたが2/1に再開。
再出発となりました。仕込みも間に合わず、会社も始まってないので
10日ほどは夜のみの営業。昼間は仕込みと、後片付けです。
何の疑問も持たず、張り切ってオープンさせましたが、
なんか不穏な空気が漂ってます。
「本当に店を開けてていいのか?」
コロナ禍は日増しに酷くなり、自粛の空気に押し潰されそうです。
続きは其の③で。
色々思い出してきて、長くなりそうです…