Itali-an 再開致しました。

閉店したのが1月末ですから、ほぼ3ヶ月寝かせていたことになります。
店長以下、全スタッフに退場いただき、
単身で店の掃除を開始してから一ヶ月近くかかりました。
数年の適当な働き方が見て取れる
あまりにも乱雑な店内と、
壊れたままほったらかされている設備。
そのままの食材。
阿鼻叫喚とはこのことで、店は完全に死んでました。
「泣けもしない」状態です。
和魂漢菜を休んで酒菜屋に入ったときは、
店が「泣いていました」。
全てをひっくり返し、2週間ほど改善に改善を重ねた結果、
やっとのことで機嫌を直してくれました。
(店は生き物。意思も感情もあるんです。怖いぐらいに)
今回は、息絶えている状態。
ただ「お前一人でやれよ」と言われている気がして、
多大なる反省と謝罪の意味を込め、決死の侵入。
(もちろんひどい状態なので、スタッフは手を出しません)
要らない物を徹底的に捨て、壊れているものは全て修理し
全てのお皿、グラスを漂白し、
ほったらかしの油汚れも全て洗い流し、
切れている電気を全部修理お願いし、
トイレの便器も全て修理し、
やっとの事で、爽やかな空気と清潔感が漂う
昔のItali-anに戻せました。
スタッフもちょろちょろ様子を見に来て、いい感じです。
ただ、これで再開できるわけもなく。
レストランなので、「料理」「メニュー」が一番大事です。
人が足りない状態なので、こちらに割ける人員は「0」ゼロ。
一人でメニューを考え、一人で仕入れし、試作を繰り返し、
レシピ化し、写真を撮り、メニューを作り、印刷し…
(更にドリンクもあります。ランチも)
そして、一番面倒な、汚れた皿、鍋を洗い、ゴミ出し。
酒菜屋がの営業には出なきゃならないので、
使える時間は1日3時間程度。
気の遠くなるような作業を繰り返し、
ようやく、再開の日を迎えたわけです。

過去は、ずっとItali-anで働きたいと思っていました。
今までは、アイデアを出し、試作してもらって、改善し
メニュー化するという「手を動かさない」Itali-anでした。
今回、全て自分でやることになり、
料理をお出しする事に関しての「緊張感」が半端なく
果たしてこれでいいのかと一日中「自問自答」。
まるで、独立して独りで店をオープンする感じ。
精神的にかなり疲弊しました。

再開し営業始まって一週間近く経ちますが、
緊張感は相変わらず。一向に慣れません。
料理を出すスピードなど、戸惑うことも多いですが、
事務所の女性スタッフを料理助手に
(この子がとても料理感が良く驚いてます)
毎日新鮮な気持ちで営業させて頂いております。
今週火曜日からランチの営業も開始。
是非皆様に再開したItali-anを見て頂きたい。
と思ったら「10連休」ですか。
お戻りになったら、是非一度足を運んで頂き、
新しいメニュー味わって頂ければ嬉しいです。

イタリアンなどの所謂西洋料理は絶対に流行らないと
よく言われますが、その常識を覆せるよう、全力で
営業させていただきます。
ぜひ皆様、肩肘張らずに気軽にお越しください。

日曜日は定休日を頂きます。
よろしくお願い致します。

酒菜屋が又、泣いてないか心配な毎日です。
Itali-anも、まだ突然ブレーカー落ちたり
機嫌が治ったとは言えないのに…



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