子持ちカレイ

以前も書きましたが、魚が捕れていません。
漁師さん、かなり苦しんでいる筈です。
きっと小さな船では捕れない場所にいるのでしょう。
「乱獲」しすぎです。食べれない小魚まで根こそぎ捕ってます。

自業自得ですな。

魚がなくなって困るのは一般庶民よりも飲食業界。
投げてもいないブーメランが飛んできております。
それでなくても、使いたい魚など殆どなかったのに。

高いから使いたくなかったのですが、
今後の備えの為にも、いろいろルートを作らないと。
ということで、仕入れました。

「日本産海産物」

神棚に供えたくなるような仰々しさで調理。
高いですから。「円安よね?」
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北海道は厚岸産の冷凍秋刀魚。
残念ながら生牡蠣ではありません。
普通飲食店で使われているのはロシア産や北朝鮮産。
韓国や中国の船が日本に戻ろうとしている秋刀魚を捕ってきます。
ですから当然時期が早すぎて脂も乗っていません。
痩せています。処理も良くない。安いだけ。

これは違います。脂のノリも質も非常によろしいです。
そしてハラワタ(内蔵)が甘い。旨い。
北海道でこれなら、三陸に下った頃はさぞかし美味と。
これを備長炭で焼き上げます。秋刀魚は備長炭ですよ。

そしてこれも北海道産「子持ちかれい」
「浅羽ガレイ」といいます。
驚くほどの子が入ってます。体の四分の一が子という感じです。
子持ちカレイ煮付け
基本の「煮付け」薄味で炊いてカレイの味を壊さないよう。
子持ちカレイ炭火焼き
炭火焼きです。
カレイを焼くって馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが
「旨い」です。日本酒にはぜったいにこれです。

かなり大きな個体なので、
「半分煮付けて半分焼いて」というオーダーにもお応えいたします。

繊細な食材なので和魂漢菜のみで扱います。
是非お試し下さい。

いいなぁ、日本産。
味に曇りが無いです。海の味がいいんです。

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